5代目見習いの蔵出し日記

創業1888年 岡山県北真庭市の小さな蔵 『河野酢味噌製造工場』で酢 味噌 醤油を造る 5代目見習い 尚基の 【奮闘記】と【料理&レシピ】、【地元真庭の魅力】を力いっぱいお届けします

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歴史の重さ


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これ、なんだかわかります?

実は、「溜(タメ)」と呼ばれる液体を運ぶものなんです。
酒蔵や醤油蔵、お酢蔵などではどこでもあったものなんです。



先日、蔵の掃除を兼ねて、当社の歴史を探していたのですが
蔵の奥に大事にしまわれていたのです。

この「タメ」は良く見ないと、継ぎ目がわからないくらい
木目が細かく、水を溜めてみると、まったく漏らない!!
もちろん、木桶と同様に無節で
竹の輪もしっかりしていました。

いつ造られたかはわかりませんが
当然、現在は強化プラスチック(FRP)製が主流のため
弊社の創業~大正時代のものと思われます。

この「タメ」が造られてから
約百年もの間、水を打っていないのに(※)割れることも無く
今も現役で使えるくらいしっかりしていて
昔の職人の技と共に、何年経っても使えるようにとの職人の想い
そして、ものを大事にする心
が感じられ、

時代の流れと共にゆとりを無くし、スピードを求める余りもの造りを機械化させ
ボタン1つで何でも出来る現代の中で

いいもの造りは、気持ちをこめて造るものだと
再確認できる発見でした。

5代目見習い 尚基

≪解説≫
水を打っていないのに
桶に水を打つと、木が水を吸って膨張し、隣の木と密着し
液漏れを防ぎます。
木桶などの大きなものは、常に(時期にもよりますが週1回以上)水を打ってあげないと
木が水分を出し、小さくなり竹輪が落ちてしまい、桶に隙間が出来てしまいます。
一度隙間が出来ると、竹輪を締め直さなければならず莫大な費用がかかり、
また、竹輪に使う竹は冬に切ったものしか使うことが出来ず時間がかかるのです。

そのため、水を打ち
桶が割れないように管理するのです。

寿司桶も水に浸して使うのは同じ理由です。

テーマ:調味料 - ジャンル:グルメ

  1. 2008/02/04(月) 18:54:15|
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